闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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福島県知事選にあたって訴えます

福島県知事選に対するNAZEN福島の声明を掲載します

「オール福島」に対して、ふくしま共同診療所を軸にした〈避難・保養・医療〉の原則と、たたかう労働組合の建設でたたかおう!

 本日10月9日告示、10月26日投票の福島県知事選は、「オール福島」の名のもとの福島圧殺・切り捨て攻撃との闘いです。安倍政権とそれに屈した既成の全党派・勢力によるこの攻撃は、「フクシマの怒り」を絶望と失望、敗北主義で粉砕しようというものです。「よりましな」誰かを選択するということではなく、「福島の怒りで安倍政権を打倒しよう!」が私たち福島県民の回答です。私たちNAZENフクシマは、この福島の怒りで、動労水戸をはじめとしたたたかう労働組合と、〈避難・保養・医療〉の原則をかかげるふくしま共同診療所を拠点とした生き抜く団結をつくり、10・16郡山国鉄集会-11・2労働者集会への大結集を訴えます。

 安倍政権は、福島の怒りの沸騰に恐れおののいています。福島県知事選では、自民党独自候補を下ろし、民主、社民、連合との相乗りで、「オールふくしま」を掲げる内堀前副知事を推薦しています。内堀候補こそ中間貯蔵施設を受け入れて引退した佐藤前知事の後継者指名を受けた人物であり福島切り捨ての張本人です。
 
 一方、日本共産党もまた独自候補の擁立をせず、「脱原発=代替エネルギー」を掲げる熊坂候補に相乗りし、「オール福島」を標榜しています。医師で、「甲状腺外来も経験」を押し出し、被曝問題を取り上げるようなポーズを取りながら、小児甲状腺がん多発には一言も言及せず、「福島の復興なくして日本の復興はない」を掲げる熊坂候補は、復興のためには「最小限」の被曝を受け入れろということが本音です。政策説明会で、県立医大やIAEAとの連携を表明したことにも明らかです。だからこそ「被曝など気にしないで生活しよう」と医大を支持する民医連が牛耳る日本共産党が、「オール福島」を声高に叫んで推薦を決定したのです。安倍と日本共産党は、県民にどちらの圧殺者が良いかを選択しろと言っているに等しいのです。実に醜悪で許し難いことです。

 これに対し、井戸川元双葉町長が「避難の権利と全面的補償、帰町運動絶対反対、政府と県、医大の被曝隠し弾劾」を掲げて立候補しています。被曝からの避難、移住は労働者人民の当然の権利であり、政府と東電は無条件に補償するべきです。しかし、それは200万県民、13万避難民と全国の労働者人民が団結し、闘う労働組合を軸とした主体的決起ではじめて実現できる闘いであり、「命より金」の社会=新自由主義を打倒する闘いです。現実の格闘を抜きにして、県知事選の政策としてのみ掲げることは真に階級的団結の道とは言えません。

 福島の人々は3・11直後から、原発事故と被曝の現実と必死に格闘してきました。避難すべきことははっきりしているが生活のために離れられない現実、道一本で避難か否かを分けるようなすさまじい分断の現実があります。現在も県内外13万人の避難者、県外に避難した子どもたちは1万人以上、被曝の恐怖と不安、未来を奪われた生活で震災関連死は1700人を越えています。そして、小児甲状腺がんが103人、100万人に1人のはずなのに3000人に1人が発症し、6000人に1人がリンパ節転移など切除手術が必要なほどの状態にもかかわらず、「放射線の影響ではない」がくり返されています。

 環境省「東電福島第1原発事故に伴う住民の健康管理に関する専門家会議」(長滝重信座長)第4回会合(14・3・26)では、「年間1㍉シーベルト以上の場所にすんでいる人たちへの健診や補償を確約することが、この委員会がめざすべきものではないのか?」との崎山比早子さんの追及に、長滝座長は「今は1㍉シーベルトとかいう観念的な議論をしているのではない」と反論、ICRP委員でもある丹羽委員は「両親が離婚しても避けなくてはいけないほどのリスクなのか、というようなことをわれわれは議論しているのだ」と言い放っています。つまり、「政府が補償したらウクライナのように国家がつぶれてしまう。だから私が来た」と公言してはばからなかった山下俊一のように、政府は福島の被曝と健康被害を隠ぺいし、切り捨てようとしているのです。 

 だからこそ、私たちは全国の医師とともに診療所建設運動を起こし、ふくしま共同診療所を実現し、県立医大と対決しています。すでに1000人を越える甲状腺エコー検査受診者があり、子どもたちの未来と命を守る拠り所となっています。さらに、保養活動は医療と連携し、健康と命を守る重要な活動であり、また県内外の団結で生き抜く闘いでもあります。ふくしま共同診療所はこのような共同の闘いの中で、〈避難・保養・医療〉の原則を確立しました。「被曝ゼロ」を大原則として避難を薦めるとともに、福島の地で生きざるを得ない人たち、避難で困難を強いられている人たちとともに生きる医療をつくっていこうとするものです。

 そして、動労水戸の被ばく労働拒否の闘い、常磐線竜田延伸阻止の闘いは、闘う労働組合こそがあらゆる分断を打ち砕き、すべての労働者人民の団結を取りもどし、生活と未来を守る拠点となることを実践で示しています。9・11JR郡山総合車両センター包囲闘争は、外注化反対を真正面から掲げ、福島圧殺攻撃を職場生産点から打ち砕く闘いとして大成功をかちとりました。福島の怒りと安倍政権-葛西JR体制打倒の国鉄決戦を一つのものに押し上げました。外注化=多重下請け構造のもたらした究極の姿を福島原発事故という形で目の当たりにした私たち労働者人民は、外注化阻止の具体的な闘いのなかに労働者人民の未来を見ることができます。原発労働者が労働組合を作り団結して闘うなかにしか日本と世界の労働者人民の未来は絶対に展望できません。

 今、福島の怒りが為すべきことは、原発再稼働、原発輸出、そして戦争までやろうとしている安倍政権をうち倒すことです。県知事選で誰に私たちの未来を奪われるのかを選択するのではなく、人間としての根源的な怒りを解き放ち、団結して立ち上がるときです。「復興」一辺倒の「オール福島」のもとに階級性を解体し、資本主義・新自由主義の延命をはかろうといういっさいの動きに私たちは反対しなくてはなりません。告示直前まで行われた「候補者1本化」策動などの考え方そのものを粉砕し、激しい分岐を促進していくことこそが労働者人民の生きる道です。福島の怒りをとことん解き放ちましょう! 安倍政権打倒へ立ち上がりましょう!
                             2014年10月9日

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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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