闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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布施祐仁著『ルポ イチエフ』はおススメ!

 布施祐仁著『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』を読んだ。福島第一原発で、事故収束作業にあたる原発労働者の声が紹介されている。青年労働者が多く、地元福島県の労働者が多い。毎日、被曝しながら働いている。重層的な下請け構造にあり、そのたびにピンハネされており、現場で被曝しながら働く労働者の手に渡る賃金は不当な低賃金が強制されている。しかも、完全な偽装請負であり、トップにあたる東京電力などは全く責任をとらない構造で、将来、被曝が原因で発病しても、何の補償もされない状況だ。弱い立場の労働者につけこみ、労災は隠され、安全対策よりも利益が追求される。資本主義の最悪の姿が鋭角的に出されている。
 後半では、こうした原発労働に対して、闘いを挑んでいく労働者の姿も紹介されている。11・4全国労働者総決起集会で発言する元原発労働者の斉藤征二さんも登場。労働組合を結成して闘ったことも紹介されている。息子が福島第一原発で働いている木田節子さんも登場する。
 原発は、大事故が起きなくても、労働者の被曝なしには成り立たない。本来、働くことは人間の生命力の発露であり、最も人間らしい行為であるはずだ。しかし、資本主義での労働者は、資本の金もうけのための労働にさせられており、原発労働は被曝という命を削る労働そのものだ。原発は、たとえ事故がなくても、絶対に動かしてはならないものであり、人間労働と絶対に相容れないと思う。
 必ず労働者を被曝させて動かす原発。労働者の犠牲の上に成り立つ原発などおかしい。野田首相は、「国民の命と生活を守るために」などと言って原発を再稼働させた。だが、そこには原発で命を削って働く労働者の姿などは存在しない。
 大阪市長の橋下は、世界最高水準の原発をつくって海外輸出するなどと言っている。そんなことに、人類の英知を集めるのではなく、いかに被曝しないで全原発の廃炉をかちとるかにすべての英知を結集すべきだ。
 原発で働く労働者が声をあげられるように、労働運動全体が被曝労働を問題にし、闘いの課題としなければならない。闘う労働運動の復権をかけて、11・4全国労働者総決起集会に集まろう!
 『ルポ イチエフ』はおススメです。
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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