労働者の権利は闘いの現場でこそ生成される 出向無効確認訴訟弁護団 鈴木達夫弁護士 日本階級闘争のど真ん中で、仁王立ちしつづける動労千葉に心の底から敬意を表します。
昨年10・1外注化阻止決戦における皆様の渾身の決起、それに続く日々の格闘に、新自由主義に対決しているすべての労働者は目をこらし心を揺さぶられています。まさに労働者魂ここにあり!
自動車・電機など従来の「花形」が没落するなかで、今やJR東日本が日本資本主義の生き残りをかけた戦略企業に成り上がり、高速鉄道の輸出に政府と一体で乗り出す一方(インドではフランスから受注を奪い取った)、外注化・非正規職化の強行で労働者攻撃の先陣を担っています。これを、船橋事故以来の反合・運転保安闘争、分割民営化反対の大スト、シニア制度粉砕等で打ち固めた団結で動労千葉が迎え撃つ。役者にまったく不足はない決戦場と思います。
確かに戦後労働運動が闘いを回避してきた原野かも知れません。実質的転籍をごまかし、外注化・「偽装請負」による労働そのものの分断で職場を混乱におとしいれ、安全輸送を破壊する。もって労働者の存在や誇りを徹底的に蹂躙する。
しかし、労働者の権利は闘いの現場でこそ生成されるものです。わが弁護団は、皆様の資本に対する憎しみ、怒りのなかで、裁判闘争の武器をも研磨し、ともに進もうと思います。勝利を!
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