闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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花輪不二男(世田谷地区労顧問)さんの訴え!

2・17労働者集会に大結集を
花輪不二男(世田谷地区労顧問)

 私の労働運動は就職後、夜学を卒業してからです。以後50余年を地区労運動で汗を流しました。私の人生の大半と言ってもよいと思います。
 そんなわけで、私は地域労働運動にこだわりがありました。総評の解散、連合への改編が提案された時も地区労を残すために反対でした。反対理由は、①国労の闘いを孤立させるな。国鉄分割・民営化は国の巧妙な偽装倒産攻撃だ。②民間争議に国鉄方式の攻撃が横行する。③地区労の解散は本工主義を助長し、民間中小は見捨てられる。
④総評解散は平和運動、地域運動からの撤退となる――などでした。
 そして、世田谷地区労は総評が解散した後も参加組合の長い討論のすえ「存続」を決定し、現在に至っています。やがて私たちが抱いた危惧が現実となりました。JR当局は1047名の不採用(事実上の解雇)を決定し、被処分者を排除しました。 
 この間、資本家側は労働者を生産性向上運動に取り込む一方、既得権の剥奪や徹底した労働管理で支配体制を強化していきました。さらに彼らは安全弁として雇用の流動化を促し、非正規雇用、下請け化、外注化を進め、今や非正規労働者は労働者総数の40%以上に達したと報告されています。
 鈴木コンクリート工業の場合、雇用はダミーの東豊商事という会社で、役員は鈴木親子が独占し、運転手は全員3カ月更新のアルバイト扱いでした。今回雇い止めされた組合3役は8~20年の継続雇用期間があり、裁判所でも「事実上、期限の定めのない継続雇用」と認め、一年間の賃金の保障を命じました。これもきわめて悪質な例だと思います。会社は賃金の支払いには応じたものの、今も解雇は撤回せず、解雇争議は今も継続中です。
 鈴コン闘争は非正規争議の特徴的な例ですが、他の企業も非正規はほとんどが無権利の使い捨てで奴隷状態といって過言ではありません。
 こうして雇用関係が買い手市場化すると「不況」を理由とする大手企業の大量首切りが始まりました。家電大手、日航や自動車等東証一部上場企業の名前が報道されました。ところが列挙されたほとんどの大企業はまもなく黒字決算に転じていることを見れば、見捨てられた労働者の怒りは察せられます。このように大企業は労働者に支払う賃金は惜しんでも社内留保や投機マネーは温存していました。この資本主義のカラクリを破る有効な闘いは非正規労働者の決起以外にないと思います。どん底で働いている非正規労働者にはすでに失うものがありません。鈴コンのような闘いが勝利すれば、非正規の仲間の不満は爆発的に広がり、燎原の火となって燃え上がるでありましょう。非正規の労働者も労働組合をつくることができる。そして、立ち上がれば勝つことができる。この闘いは、小さな枠に縛られず、ナショナルセンターの違いも越えて団結する地域労働運動の未来が見えてくる闘いです。私は鈴コンの仲間と共に壮大な夢を追って闘うつもりです。
 さて、昨年末の衆議院選挙の結果は、民主党を支持した人はもちろん、多少は期待した人も、予想以上の「見事な負け」に驚いていたと思います。
 私は何人かと話し合いました。「この結果に一喜一憂していて良いのか。今は労働者階級の解放をめざす上で、試練不足の証ではないのか」と。 
 その人は、今は死語化している「労働者階級の解放」を私が述べたことに驚いた様子でした。私は労働運動の評価がそこまで落ちたのかを残念に思いました。
 マスコミ報道はさかんに自民党の圧勝、安倍政権の景気対策に期待する報道を流しています。しかし、。今回の結果を考えてみると、小選挙区制度の欠陥と約束破りの民主党政権に対する国民の怒りが反映されたものであって、得票数の動きを見ても自民党政権の復帰を望んだわけではないと思っています。
 国民は小泉政権で進められた新自由主義路線、すなわち貧富の差の拡大、福祉の切り捨て、非正規雇用の蔓延、大失業、中小企業の倒産など、さらに3年前、小泉政権を受け継いだ安倍、麻生政権にNOを突きつけた経過は簡単に消せる中身ではないと思うのです。
 発表された安倍内閣の顔ぶれを見ても「昔の名前」がズラリと並びましたし、解散前の3党合意の経過を見ても再び、金権腐敗の政治姿勢が見え隠れしています。やがて安倍内閣打倒のチャンスは来ます。
 資本主義社会は労働者からの搾取なしに存在しません。最終的な勝利は常に労働者・わが手が握っているのです。来る「2・17労働者集会」に結集し、仲間を拡大しましょう!
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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