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福島からの訴え!(49)

反原発福島行動'13呼びかけ人の訴え

郡山市 井上利男さん

 ふくしま集団疎開裁判の会は、11年6月に郡山の子どもたちの集団疎開を求めて裁判を起こしました。3・11直後の福島は、線量が最も高い時に情報が提供されず、放射能のプルーム(雲のような塊)が上空を通り過ぎた時も多くの市民が子どもを連れて屋外の給水所に並んでいました。
 さらに文科省は4月に通知を出し、年20㍉シーベルトもの被曝を子どもたちに押し付けた。法律では一般人の被曝許容限度は年1㍉シーベルト。放射線障害防止法は3カ月に1・3㍉シーベルト(=年5・2㍉シーベルト)以上を放射線管理区域として許可なき者の立ち入りを禁じているにもかかわらず、です。
 この国はまったく違法な行政措置を講じても平気な、大変恐ろしい国です。早くも11年5月に福島のお母さんらが文科省交渉に行きましたが、文科省も子どもを保護するつもりがまったくない。
 こんな人権侵害と健康破壊はどうしても許せない。僕は革命家でもなんでもないけど、アメリカの独立宣言も記したとおり、人民に敵対するこんな政府は打倒されるべきです。革命が必要です。
 こうした現実を打開するために集団疎開裁判が提起されました。しかし福島地裁郡山支部の決定は棄却。野田首相が原発事故の「収束」を宣言したのと同じ12月16日です。前日の15日には内閣官房「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ(WG)」が避難区域の設定基準を年20㍉シーベルトとする最終報告をまとめた。同WGの11月の会合ではICRP(国際放射線防護委員会)のジャック・ロシャール委員らが「緊急時から被曝継続状況への移行」を提言した。“事故は収束し緊急時は終わった。日常生活に戻れ”ということです。以降1年、避難区域の指定解除と再編が続き「復興」があおられています。
 仙台高裁の結論について予断は許されません。医学論文やチェルノブイリの例などの証拠を見据えたら、訴えた子どもたちの正義は明らか。しかしもし高裁が「子どもたちは疎開すべき」と認めたら、今の政治を全否定し革命的変化をもたらすことを意味しますから。裁判に勝っても負けても、子どもたちを救うためには市民の力が必要です。勝ち負けにかかわらず道を切り開いていくのは、行政にも裁判所にも頼らない市民の力です。
 現状はナチスドイツのホロコースト同様の事態です。ガス室も強制収容所もないけれど、何十万人もの人が巨大な放射線ルームの中に閉じ込められ、おびただしい健康被害を受けている。政府や行政には年1㍉シーベルト以下に抑える義務があるのに、福島県内ではいまだに年20㍉シーベルト基準が生きている。その中で屋外イベントに子どもたちがしょっちゅう動員されています。
 日本政府の背景には国際原子力ロビーがいる。IAEA(国際原子力機関)につながる学者の権力意識はYouTubeの動画「真実はどこに?―WHOとIAEA/放射能汚染を巡って」を見ただけでよくわかります。彼らは、重松逸造や山下俊一らがつくった計算モデルに基づき「甲状腺以外の健康被害はない」と主張し、それ以外の疫学調査はすべて「無知に基づくもの」と言うんです。
 衆院議員調査団が11年10月にウクライナなど3国を訪問して作成した報告書に添付された「チェルノブイリの長い影」というチェルノブイリ博物館からの持ち帰り資料を読めば、その本性がよくわかります。私のブログにもアップしたので見ていただきたい。事故による妊婦・子どもたちの疾患や遺伝学的影響がよくわかります。随所にICRPやIAEAへの批判も出てきます。
 昨年7月からは郡山駅前で県内初の金曜アクションを始めました。東京で首相官邸前に20万人が集まっているのに、県内で何もないのはおかしいと思ったからです。
 郡山でも放射能被害の問題の講演会には多くの人が集まります。多くの市民が不安を持っている。だけど行動を起こす人はさしあたり少数。医療界やメディアなどがすべて国や県の圧力下に置かれているからです。行動することを怖いと思っている人もいるからこそ、「怖くないよ」と訴え続け、圧力を打ち破る力をつくり出したい。
 行動とは特別なものではない。眠くなったら寝る。お腹が空いたら食べるのと同じ、日常にとけ込んだもの、自分の中からわき上がるものです。寒くても、始めた以上は責任がある。声を上げ続けようと思っています。
 広島は8月6日、長崎は8月9日、それぞれ毎年欠かさず核兵器廃絶と平和を祈念しています。
 同じく3月11日は永遠に原発廃絶と健やかに暮らせる未来を祈念すべき日です。
 福島の場合、大震災と津波だけでなく原発事故が複合しているから、政府も県もこの日を風化させようとする。それを許したら、原発事故の被害のすべてが歴史の闇に葬り去られてしまう。たった2年、被曝が今まさに進行しているさなかで風化が始まることほど恐ろしいことはありません。だから3月11日、「私たちは絶対に風化させません」という決意を込めて福島市で集会とデモをやります。
 この思いに全国からぜひ連帯してほしい。当日は月曜なので仕事のある人は大変でしょうが、休暇を取って集まってください。福島に来られない人も福島と連動して、前日の10日などにイベントを開催する場合でも3・11反原発福島行動13に連帯を表明してください。私もこれから連日、ツイッターやブログで呼びかけていきます。
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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