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福島からの訴え!(52)

3・11反原発福島行動13呼びかけ人/川俣町 佐藤幸子さん

 2011年3月11日は広島・長崎につぐ3番目の原子爆弾が落とされた日です。私は11年の8・6広島、12年の8・6広島と8・9長崎に行きました。その日、広島と長崎に全国・全世界から多くの人が集まるのを見て「福島もこうしなければ」と思ってきた。だから「今年も3・11当日にどうしても行動を起こしたい」と思ったんです。
 先日、川俣町の自宅の除染作業がありました。「永久に住まないかもしれないから必要ない」と言ったんですが、町は枝を下ろし、草を刈り、木の葉を集め、袋に詰めて、家の目の前の「仮・仮・仮置き場」に置く。周りの山も、隣の家のかやぶき屋根もそのままなのに、それで「除染が終わった」と言う。除染とは単なる「移染」でしかないことは、県民は今やみんな知っています。
 県は「空中には放射性物質は飛んでないから、マスクもいらない」と言い、学校では屋外活動も制限されていません。
 ところが切り干し大根から1㌔あたり3000ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを受けて県は昨秋、「加工過程で付着したちりが原因」と発表した。空中に放射性物質を含んだちりが飛んでいることを認めたんです。切り干し大根には放射性物質が付着するのに、子どもは大丈夫だというのでしょうか?
 健康被害は子どもたちだけではありません。高齢者の心筋梗塞(こうそく)が増え、元々持病があって亡くなる方も多いですね。
 先日、私と子どもの甲状腺検査をしました。子どもからは見つからなかったが私はのう胞と結節が一つずつありました。避難した日の違いだと思います。子どもたちは3月13日に山形市に避難させたが、私は17日まで川俣町にいて、雪が降った15日も仕事で外にいましたから。初期の対応が大切ということです。
 だけど事故直後は全情報が隠され、多くの県民は被曝のことなどまったくわからなかった。44%の子どもの甲状腺からのう胞や結節が見つかって多くの親が「あの日、子どもを水汲みに連れて行かなければ……」と苦しんでいます。

 今は「帰村」「帰還」の圧力がすごい。昨年末に県外に避難する人への助成金が打ち切られ、県外避難者が県内に戻る場合には家賃の補助を出すことが決まった。”県外に出るな。県内に戻ってこい”ということです。
 すぐに抗議に行きましたが、県側は「要望を持ってくるのはあなたがただけではないから」と言う。「『避難の助成を打ち切れ』という要望が出ているんですか」と聞いたら、「出ている」と。”復興のために県民の流出を防げ。福島第二原発を稼働させろ”と求めている人たちがいるんです。恐ろしいことです。
 その話を聞いて、広島で聞いた話を思い出しました。1950年代、米政府と読売新聞・正力松太郎らが”被爆者こそ原子力の平和利用の恩恵を受けるべき”と大宣伝し、広島の平和記念資料館で「原子力平和利用博覧会」を開いたそうです。”これこそ未来の夢のエネルギーだ”と。ビキニ事件をきっかけに原水爆反対運動がまき起こり、広島で初の原水爆禁止世界大会が開かれた直後の55年11~12月です。
 同じことがこれから福島で始まるということです。財界も政界も”原発の被害にあった福島こそ原子力エネルギーの恩恵を受けるべき”と動き始めるのでしょう。許せない思いでいっぱいです。
 子どもたちを放射能から守る福島ネットワークは今も放射線測定を続け、結果をホームページにアップしています。福島市渡利地区や桜の名所だった花見山、伊達市小国(おぐに)地区など、毎時1マイクロシーベルトを超えるホットスポットはいたるところにあります。

 子どもたちの健康被害はこれから現れてきます。避難・疎開、せめて保養をしなければならない。無意味な除染にかけるお金を子どもたちの避難・疎開、保養に使ってほしいと切に願います。
 私たちはこういう現実の中で生きています。2年たった福島の風景を見てほしいし、そこに住む人たちの話を聞いてほしい。3月11日、福島の地にぜひ来てください。
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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