闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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正規と非正規の団結の力で雇い止めも解雇も粉砕した

※『前進』2578号に掲載された、支援する会・習志野の投稿です。

正規と非正規の団結の力で雇い止めも解雇も粉砕した

 〈投稿〉 動労千葉を支援する会・習志野

販闘争拡大で職場に団結

 習志野市は千葉県北西部にある人口16万人ほどの市です。市の労働組合は自治労連に所属し、かつて全労連議長を出したこともある組合です。習志野市職の仲間たちは、長年にわたり当局と組合執行部の労使協調体制と対決し、役員選挙でも激突してきました。組合執行部と対決し、職場の団結を広げる際に大きな力になったのが動労千葉の物販です。
 動労千葉の物販を始めたころ、組合執行部は動労千葉から物販要請があったことすら組合員に隠し、職場に下ろしませんでした。「労働者が不当解雇されて闘っているのに資本の立場に立って労働者を見殺しにするのが組合のやることか!」。組合執行部の対応に怒った職場の仲間たちが「自分たちで勝手にやろう」と職場で物販を始めました。
 組合執行部は「物販はゲリラの資金源」などとデタラメな宣伝をやって妨害しましたが、国鉄分割・民営化との闘いは全労働者の問題であることを訴え、「労働者が首を切られて闘っているんだから頼むよ」と人情に訴えたりしながら、物販を拡大していきました。動労千葉の仲間と一緒に職場を回ったり、毎回しぶとく取り組みを積み重ねる中で物販は定着し、今では「注文、まだ始まんないの?」と催促されるようになっています。
 動労千葉物販は、動労千葉の解雇撤回闘争に自分たちの職場で直接連帯できる闘いであり、①誰にでもできる助け合い②買った物が生活の役に立つ③退職した人や普段あまり回れない職場の仲間に「物販のおかげであんたの顔を見れる」と喜ばれる。一挙三得! の運動です。職場の仲間のつながりをつくりだし、反動組合執行部とはまったく別の闘う潮流をつくりだすパワーを与えてくれます。

 執行部の敵対を打ち破って

 自治体の非正規労働者の劣悪な労働条件が大問題になっています。習志野市でも10年に、長年勤務してきた非正規労働者の学校給食受取調理員を全員雇い止めにする攻撃が襲いかかってきました。臨時的任用職員という6カ月ごとの勤務延長を何十回も繰り返し、ずっと低賃金で働かせた上に、いきなり雇い止めにするという理不尽な攻撃でした。
 雇い止めを言い渡された当人たちは激しく怒りました。しかも市当局は「汚れたものを扱う学校用務員が受取調理員の仕事を手伝っているのは衛生上問題があるので、受取調理員制度を見直し、短時間のパートに置き換える」などと、雇い止めの口実に用務員さんたちを使ったのです。
 用務員さんたちは「オレたちをダシにして受取調理員さんの首を切るなんて許せない」と怒りました。組合執行部は闘うどころか、逆に市当局に丸めこまれて、「闘ってもムダ」と受取調理員さんたちに敵対しました。
 許せん! 
動労千葉物販を取り組む仲間が中心となり、正規労働者も非正規労働者も一緒になってビラを作って不当な雇い止めを許さない声を上げ、市当局と交渉しました。最終的に「受取調理員制度廃止」は阻止できなかったものの、他の職場で勤務継続することを約束させ、雇い止め攻撃を粉砕することができました。
 こうした職場の闘いの中で「組合執行部に代わる職場の仲間の団結体が必要だ」と10年9月に動労千葉を支援する会・習志野を結成しました。

 被災地の支援で会員を拡大

 3・11東日本大震災と原発大事故が発生し、被災地の大変な状況を伝え聞く中で、仲間から「被災地を応援しに行こう」という意見が出され、手作りのカンパ箱を持って職場を回りました。集まったお金11万円と食べ物、日用品を持って被災地・仙台に行き、仙台市職の仲間に渡すことができました。こうした中で支援する会の会員を拡大し、11年9月には支援する会・習志野のブログを始め、職場新聞『風雲』の発行も始めました。

 不当逮捕での解雇を許さず

 12年4月、職場の仲間Aさんが破廉恥罪の容疑で不当逮捕され、新聞やテレビでも報道される事件がありました。悪辣(あくらつ)な公務員たたきのキャンペーンです。本人は否認したにもかかわらず「検察の言う通りに認めれば早く出してやる」と朝から晩まで脅され、うその調書を無理やりデッチあげられたのです。
 Aさんは組合員であるにもかかわらず、組合執行部はAさんを見捨てました。市当局は、Aさんの懲戒解雇を狙ってきましたが「ウソの調書で仲間の人生が台無しにさせられるなんて許せない」と職場の怒りと義侠(ぎきょう)心が大爆発。1日で正規・非正規を問わず、60人近くが「処分するな!」という「嘆願書」に署名し、市当局に提出。当局は「嘆願書は預かるが、警察の方を信用する」と言いましたが、職場の「義理人情」と団結の力が当局を追いつめ、停職処分は許したものの、懲戒解雇攻撃は完全にはね返すことができました。Aさんは元気に職場復帰して働いています。正規も非正規も一緒になって闘い、かちとった勝利です。
 こうした解雇攻撃を粉砕した底力を生み出したのが動労千葉物販で広がった仲間の団結です。懲戒解雇を粉砕したことでさらに物販は広がりました。物販と職場闘争が結びついて職場に団結をつくりだしています。
 習志野市当局は、施設の老朽化を口実にして、11年12月に「習志野市公共施設再生計画基本方針(案)」を発表し、市が抱える124施設を丸ごと民営化し、市で働く労働者を全員解雇し、非正規職に置き換える攻撃に出てきています。断固粉砕あるのみです。民営化阻止・非正規職撤廃の決戦の時がきました。動労千葉の闘いや福島の怒り、沖縄や三里塚の闘いと固く結び、団結をもっと広げ、職場から闘う労働運動をつくりだしていきたいと思います!
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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