闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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すべての労働者の先頭で自治体労働者こそが怒る時

自治体労働者 関東M

 自治労本部は2月にスト批准投票を実施し、73%の批准率で「闘争指令権を中央闘争委員長(自治労中央執行委員長)に委譲する」と決定しました。そして今回の賃下げ攻撃について「4月26日にストライキを配置した上で、4月22~25日を闘争のヤマ場とする」方針を出しました。

 しかし! ストライキ方針を出したものの、内実は現場に丸投げです。まったく何の取り組みもない単組や情報が流れていない単組もあります。
 私たちの組合執行委員会でもストライキはまったく議題にならず、委員長に問いただしても「うちは無理だよ」「かけ声だけじゃできない」「まずは署名だけでも」と言います。組合として学習会もやらない。組合員の意識が高まらないのも当然です。現場に丸投げの本部方針や、それを理由に取り組まない単組執行部の対応は本当に許し難いけれど、「現実を見据えて、私たち自身が現場で宣伝し、声をかけ、怒りを組織するしかない!」とあらためて痛感しています。

 1カ月タダ働きという賃下げに怒らない労働者はいません。「何か悪いことをしたのか」「残業が多くて疲れているのにもうやってられない」「生活は火の車だ」――この怒りの声は絶対に正しい! 
 非正規・失業・ブラック企業が蔓延(まんえん)する中で「公務員はまだいい」と言われ続け、自治体労働者はそうしたバッシングにある意味慣れてきてしまった面があると思います。「公務員はたたかれてもしかたない」と。こうして過重労働や低賃金への怒りは押しつぶされてきたのです。
 でもやはり今こそはっきりさせるべきです。1987年の国鉄分割・民営化以降26年の間に、どれだけ公務職場が民営化され、非正規職化が進んできたか。人員が極限まで減らされ、どれだけメンタルの疾患が増加してきたか。そしてそこまでやっても財政はまったく改善せず、むしろどんどん悪化し、それでも「労働者が悪い」とたたかれてきたのです。
 もう我慢ならない! 「財政健全化」なんて言って、やっていることは財政破壊であり地方自治破壊であり、労働運動つぶしじゃないか。責任は私たちにあるんじゃない。「国がやってきたことのツケを労働者に押しつけるな!」とすべての労働者の先頭で自治体労働者こそが怒る時です。
 ストをやれない理由なんて、言い出したら山ほどある。でも組合員のせいにするのはやめよう! 執行部が必死さを見せることが必要です。組合役員が必死で「これはとんでもない攻撃だ」「ストライキやって当然なんだ」「労働者全体の問題なんだ」と組合員の先頭で一番怒ること、ちょっと困難に見えてもスト配置を具体的に準備することが、本当に組合の復権につながると思います。
 若い世代はストなんて聞いたことも見たこともない。ストライキをやって役員が処分されるくらいのことがあって初めて、組合への不信感が信頼に変わるのではないでしょうか。

 私自身執行委員の一人として、こうした議論を執行委員会で始め、やっと組合として20年ぶり(!)の朝ビラと、「給与削減反対」の全員署名の取り組みが始まりました。全体に呼びかける賃金学習会も設定されました。朝ビラを役員としてやるのは初めてですが、十数人が時間を決めて、赤い腕章を付けマイクで訴えながらビラを配り、正直感動しました。「こういうことをやると、何より執行委員が団結するんだな」と感じました。
 自治労には行政職、現業職、非常勤職員とさまざまな職員が加盟しています。ともすると行政の効率化を実施する側の職員と、合理化される現業職、要求を出す非正規職員と、労働者同士が対立させられてきました。でも今回の賃下げ攻撃は全部が一丸となって闘う大チャンスです。闘って、分断をのりこえて、団結を取り戻そう!
 この賃下げは何より青年にとって大問題です。そもそも4月に入った新入職員に、いきなり7月から賃下げなんてよく言えたものです! 「そもそも全然上がらない」「生活保護は3年間で7・3%。うちらはいきなり7・8%下げるのか」「アベノミクスでよくなるわけがない」と国の政策そのものに対する怒りがわき出ています。「自分の賃下げも困るが、それが次の世代にまで強制されることはさすがに黙っていられない」と青年が立ち上がり始めています。ここにすべての展望があります。
 青年が闘いの主体になる賃下げ阻止闘争を全国で巻き起こそう。そのためにも一つの拠点、一つの青年部をつくり上げるという飛躍が必要です。
 4・26ストライキを新しく入庁した仲間とともにやりたい! でも今の組合のままでは無理だ! 労働組合を生まれ変わらせる闘いとして、スト貫徹・青年部結成に突き進みたいと思います。
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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