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白石事件が発生!

 いま社会問題化しつつある「白石事件」について、事件の経緯をふりかえります。

 東京地裁民事第11部・白石哲裁判長は2012年6月29日、国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回・JR復帰を求める鉄建公団訴訟において、国鉄分割・民営化で採用差別が行われたことを認める画期的判決を下しました。判決文には以下の記述があります。
 「動労千葉等、分割・民営化に反対する労働組合に所属する職員を不当に差別する目的、動機の下に、本件名簿不記載基準を策定したと推認するのが相当」
 「名簿不記載基準が策定されなければ、原告らは採用候補者名簿に記載され、その結果、JR東日本に採用されていたはずであるといいうる」

 国鉄分割・民営化をめぐる裁判は多くありますが、ここまで踏み込んで判決を下したのは画期的な地平です。国鉄分割・民営化の過程で、明確に組合差別による採用差別が行われたことを認め、採用差別がなければJR東日本に採用されていた、とまで言い切ったのです。しかし、判決は解雇撤回・JR復帰を認めない、不当なものでした。

 しかし、ここまで明確に国鉄分割・民営化での国家的不当労働行為を暴いた裁判は画期的なものです。当然、不採用基準を作成した葛西敬之(現JR東海会長)を証人として呼び、真実を明らかにすべきですが、東京高裁は証人調べを拒否し、結審を強行しました。

 さらに重大問題が発覚しています。一審で、踏み込んだ判決を下した白石哲裁判長が、東京地裁・労働部の柱である民事第11部の総括判事から追放され、目黒にある「民事執行センター」(民事第21部)という閑職に飛ばされていたことが明らかになったのです。
 そして、白石裁判長が担当していた動労千葉・動労総連合の強制出向・無効確認訴訟や、国労闘争団員の組合員資格確認訴訟は、急遽裁判長の変更が行われたのです。
 まさに、白石裁判長の更迭は、中途半端とはいえ、踏み込んだ判決を下した白石裁判長に対する懲罰行為であり、国家の暴力的な意思そのものです。労働者階級の側にちょっとでもたった判決を下したら、容赦しないぞという極悪の国家意思です。このまま白石裁判長を置いていたら、強制出向裁判や国労組合員資格裁判で、どんな判決が下されるかわからない、という恐怖もあったのでしょう。
 この白石事件は、裁判所の国家権力中枢の極悪の姿を浮き彫りにしています。
 これまで、原発建設をめぐる裁判、成田空港建設の裁判など、ことごとく国家の側にたった判決を下してきたのは裁判所でした。たまに、一審で労働者人民に有利な判決を下しても、二審でことごとく国家の側にたった判決へとひっくり返されてきたのです。
 例えば、法大の暴処法裁判。一審では完全無罪の勝利。しかし、二審では検察が申請した証人を採用して、証人調べが行われています。一審判決をひっくり返す狙いが見え見えです。ところが、動労千葉の鉄建公団訴訟では、動労千葉が申請した証人を全部却下し、結審を強行。
 裁判所など中立などではなく、国家の暴力装置そのものということです。

 今回の白石事件や、動労千葉の鉄建公団訴訟での結審強行について、もっと社会的に暴露を強化し、労働者人民の怒りで、裁判所を包囲していこう。
 そのためにも、国鉄闘争全国運動が呼びかける6・9全国集会に大結集しよう!
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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