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福島からの訴え!(63)

農業者 渡辺ミヨ子さん

 私は福島第一原発から25㌔くらいの所に住んでいました。今は小学5年生の孫と私たち夫婦の3人で田村市内の西側に住んでいます。
 子育て中のころ大熊町に福島第一原発が造られました。周りの人たちがたくさん働きに行きました。私は広島に落とされたあの恐ろしい原爆のことが頭をよぎりましたが、周りのほとんどの人たちが聞いてもいないのに「絶対安全だ」「事故は起きない」「ここには大きな地震は来ない」と口々に言っていました。そして原発のおかげで生活が豊かになったように思い込んでいました。
 あの3月11日の大きな地震のあと原発が4基も爆発して、広島に落とされた爆弾の何百倍もの放射能が飛び散ってしまいました。生まれ育った時から私たちを守ってくれた豊かな自然は、すべて放射能という死の灰で汚されてしまったのです。「安心・安全」という真っ赤なうそと少しばかりの豊かさに踊らされていた自分を悔やみ、未来を生きる子どもたちの空気を思い、流れる涙を抑えられませんでした。
 国は初めから「安心・安全」キャンペーンをやる一方で、福島医大には膨大な予算が充てられました。復興予算、除染費用。毎日、新聞やテレビのニュースでは福島県に充てられる予算の数字が大きな文字で映されていました。今、県内各地に大手企業が入り、除染が行われています。水で洗い、土をはぎ、草木を倒して袋に詰め込むだけで地域が元に戻るわけがありません。雨が降れば大地の放射能は川へ海へ流れるのです。汚染水のタンクが、汚染物の詰まった袋が所狭しと増えるばかりです。30㌔圏内の私たちの地域では山菜から1万何千ベクレルというセシウムが検出されましたが、帰っている年輩の人たちは知らずにそれを食べてしまうのです。福島で起きていることの真実を隠したいと考える人たちの強い力があるように思えてなりません。
 先日、総理大臣が、わが国の世界一の技術の原発を外国へ輸出すると言っていました。福島の原発が世界一の技術であるならば世界中の原発は今すぐ止めなければいけないでしょう。なぜどの国よりも放射能の恐ろしさを体験済みの日本が外国へ輸出することが許されるのか。経済成長戦略にとらわれすぎて道を誤ってはいけないでしょう。
 原発のごみと国の大きな借金で未来の日本が苦しむことがないように、今考えを新たにするときではないでしょうか。勇気を持って真実を明かし、福島の真実を語り、世界中の英知を結集し、福島を日本を母なる地球を守っていきましょう。
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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