闘う労働運動を職場からつくりだそう!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『資本論』第二回学習会をやりました!

 『資本論』の第二回学習会をやりました。今回は、『資本論』第8章労働日第1節「労働日の限界」です。
 労働日とは、聞きなれない言葉ですが、一言でいえば、一日の労働時間のことです。フランス語訳では「労働という面から見た一日」という言い方のようです。

 資本家は、金もうけのために、労働者を雇います。労働者を働かせることで、利益を得るわけですから、労働者を短い時間働かせるのでは、資本家の金もうけになりません。そういう意味では、「搾取とは、労働者を長時間働かせることである」と言えます。現在問題になっているブラック企業の超長時間労働は、資本家による搾取の原点的なやり方です。
 資本家は、労働者に支払う賃金分(例えば6時間)、働かせたうえで、労働者を働かせれば働かせるほど、資本家の取り分となり、それだけ金もうけできるようになります(8時間、10時間、12時間・・・)。つまり、資本家にとっては、「一日の労働時間はこのくらいだ」という労働時間制という考えは全くありません。一日=24時間働かせたいというのは資本家の本性です。
 なぜなら、資本家にとっては、お金を払って買ったものは、自分のものだ、という考えがあるからです。資本家にとっては、労働者は金を払って買ったんだから、何時間働かせようが自分の勝手だ、ということです。

 資本主義社会では、「働いて、これは自分がつくったから俺のもんだ」というのは成り立ちません。お金を出して買ったものが自分のものという社会です。たとえば、工場でAさんがCという商品をつくり、「Cは俺がつくったから俺のものだ」と主張するのと、BさんがCという商品を店で勝ってレシートを持っていて、「CはAのものか、Bのものか」と裁判で争ったら、Bさんが勝利するわけです。

 繰り返しますが、資本家は、お金を払って雇った労働者を何時間働かせてもいいと思っています。たとえば、金を出して買ったテレビを何時間つけても、俺が勝ったんだから、何時間テレビつけようが、俺の勝手だろ、というのと同じです。資本家にとって、労働者は人間ではなく、金を払って買ったモノと同じです。人間とみていません。労働者の苦しさを理解するはずがない、ということです。私たち労働者は、まず資本家をそのように見ないといけないということです。「資本家も同じ労働者だから」という甘い考えでは、骨の髄までしゃぶられて殺されるということです。

 資本の考えを認めていたら、労働者は生きていけません。人間は、生きていくための時間を労働時間とは別に確保しなければなりません。睡眠時間や食事の時間だけではありません。読書をしたり、自分の趣味の時間に使ったり、精神的生活を確保する時間が必要です。これを確保せず、食事や睡眠時間以外はすべて働く時間となると、数日間はもっても、長期になってくると、精神が破壊されていきます。今では、趣味の時間どころか、睡眠時間を削って働かされるのですから、病気になるのは当たり前です。人間にとっては、肉体的限界とともに精神的限界があるのです。
 したがって、労働者は「俺たちは人間だ。モノではない。生きるためには、睡眠時間8時間と、精神的生活を確保する時間8時間が必要で、残りの8時間だけが働ける時間だ」と言わなければなりません。資本家の言いなりで働くわけではありません。
 労働者にとっての労働時間という考えを持って資本家と対峙しないと、労働者は殺されます。労働者にとっての理論を労働者が持たないと、資本家と対決することはできません。労働者が団結して、労働者の主張を、資本家にしないといけないのです。そのために、『資本論』を学ぶことは非常に重要なのです。資本家と闘う武器として『資本論』を学んでいこうということです。
 そして、資本家との非和解性は、やはり労働運動の実践の中で、体を通してつかむことです。
 今回は、こんな感じの話になりました。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
[Font & Icon]
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

dcnarashino

Author:dcnarashino

連絡先
意見、質問、賛同、批判、内部告発、連絡を取りたい方などのメールをお待ちしています。 dcnarashino@yahoo.co.jp
最新記事
月別アーカイブ
お知らせ
カテゴリ
リンク
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスカウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。