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『資本論』学習会で激論に!

 『資本論』学習会の第3回目を行いました。
 今回も第8章労働日です。労働日の章は、『資本論』第1巻第3篇絶対的剰余価値の生産のところです。「絶対的剰余価値の生産」とは、簡単にいえば、「資本家が労働者を搾取して金もうけする」ということです。
 その基本的なやり方は、労働日=一日の労働時間を可能な限り長くしてコキ使うということです。資本による労働者を搾取する核心がここです。

 今回は、新しい仲間が何人も加わったこともあり、前回のおさらいも含めてやりました。なので、『資本論』の内容的にはあまり進んでいません。

 今回は、「私有」という資本主義社会の中で生まれた概念をめぐって激論となりました。
 「封建制社会でも、私有という概念があったのではないか」という意見をめぐる討論です。
 しかし、これは私有ではなく、占有です。

 土地の売買は、資本主義社会になってから生まれます。お金を出して土地を買って、「自分のものだ」という私有が発生します。
 これに対して、「封建制社会でも、『この土地は自分のものだ』というものがあったではないか」という意見です。
 しかし、封建制社会では土地を金で買って私有することは発生しておらず、あくまでも軍事力や、何代にもわたってその土地を耕してきた背景をもってしての「占有」にすぎません。議論でも出ましたが、武田信玄と上杉謙信が川中島をめぐって、金銭取引をしたわけではなく、あくまでも軍事力によって土地を強奪して支配してきました。
 封建制社会では、その土地が誰のものかということは極めてあいまいだったわけです。
 しかし、明治維新によって、日本が大きく資本主義社会に入っていく中で、すぐに問題になったのは、「この土地は誰のものなのか」ということです。全国で、土地争いが起きました。そして、全国各地にある法務局に土地の登記が行われ、誰の土地かが確定していきました。

 封建制社会では、殿様といえども、自分の支配する土地を他人に売るというのはありませんでしたが、資本主義社会ではまさに金で土地を買うということが生まれていったのです。

 しかし、「武将も刀とか、鎧とかを買ったのではないか?」という意見もありました。
 確かに、封建制社会の中で、商品経済は発展していきます。特に、武士などの支配階級の間で広がり、武士の間で、「この刀は俺のものだ」というのもあったでしょう。しかし、今の社会から考えれば、極めて部分的なものと言えます。
 そもそも、貨幣は古くから存在するのですが、貨幣による商取引が社会の主流を占めたのは資本主義社会からで、それ以前は極めて部分的でした。
 特に封建制社会は、農地から年貢などを収奪することが社会的な生産の核心でしたから、その農地の売買が禁止されていた以上、封建制社会では私有の概念は存在しなかった、ということです。

 話は貨幣とは何か、ということに進み、金や銀の話になったのですが、これこそ、『資本論』の冒頭の「価値」をめぐる議論になります。「資本主義社会とは何か」の核心に迫る話になるわけです。
 しかし、今回は時間切れとなりました。

 さて、回を重ねるごとに、参加者が増えてきました。最初から参加していなくても、途中からでも話に入っていくことは全く可能です。
 今回は、参加者から、「スイカ」「8・6ヒロシマ闘争のお土産のもみじまんじゅう」「クッキー」などが持ち込まれ、みんなで食べながら、わいわいやっています。
 
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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