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解雇撤回・JR復帰まであと一歩

※本日(10/3)、千葉労働組合交流センター自治体労働者部会の仲間が習志野市役所前で、『団結ニュース』第77号を配布したので紹介します。


解雇撤回・JR復帰を求める4万4千筆の力が東京高裁に不当労働行為を認めさせた!
解雇撤回・JR復帰まであと一歩
11・3全国労働者総決起集会に大結集を

■東京高裁が不当労働行為を認めた!
 東京高裁・難波孝一裁判長は9月25日、国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回・JR復帰を求める裁判で、動労千葉組合員をJR採用候補者名簿から外したことは不当労働行為であると認めながら、解雇撤回・JR復帰を拒否して500万円の慰謝料のみを命じる反動判決を下しました。絶対に許せません!
 闘いの舞台は、最高裁判所に移りました。何としても最高裁で、解雇撤回・JR復帰の判決をかちとろう!

■11・3集会の大結集で解雇撤回かちとろう!
 9・25判決の最大の特徴は、反動の牙城と言われる東京高裁が、動労千葉組合員をJR採用候補者名簿から外したことを不当労働行為として明確に認定したことです。
 これは最高裁の闘いを考えれば、重大な地平です。
 東京高裁の判決では、不当労働行為を認めない100%の反動判決もありえました。
 しかし、解雇撤回・JR復帰を求める署名が4万4千筆も集まるなど、解雇撤回・JR復帰を求める大きな運動となり、東京高裁が不当労働行為を認めざるを得なくなったのです。一人一人の労働者人民の解雇撤回・JR復帰を求める声が、東京高裁を動かしたのです。署名をしてくれたみなさん! 本当にありがとうございます!
 解雇撤回・JR復帰まであと一歩です。4万4千筆を倍する10万筆の解雇撤回・JR復帰署名を集めること、動労千葉などが呼びかける11・3全国労働者総決起集会に1万人を超える労働者の大結集をつくりだすことが、解雇撤回・JR復帰をかちとる道です。職場や家族・友人などに解雇撤回・JR復帰署名を広げ、誘い合って、11・3全国労働者総決起集会に大結集しよう!

■不当労働行為を認めたら解雇撤回しかない!
 9・25判決には以下の決定的な一文があります。
 「国鉄当局は、当初は、動労千葉所属の組合員をも基本的には採用候補者名簿に記載する方針で同名簿の作成を進めていたにもかかわらず、改革労協側の姿勢に触発されるなどして、国鉄分割・民営化に反対する姿勢を示していた労働組合に所属する職員を、このような労働組合に所属していること自体を理由として、差別して不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に、本件名簿不記載基準を策定し、これに従ってJR東日本の採用候補者名簿に記載しなかったものと推認するのが相当である
 9・25判決は、国鉄当局が組合差別によって、動労千葉組合員をJR東日本の採用候補者名簿から外したことを不当労働行為として明確に認めたのです!
 本来なら、不当労働行為として認めた以上、解雇は無効となり、現状回復、すなわち不当労働行為による解雇は撤回され、JRに採用するという判断を下さなければなりません。不当労働行為めぐる多くの裁判が行われてきましたが、不当労働行為が認められた場合、解雇が撤回されるのは、裁判の世界でも常識中の常識です。

■JRは採用候補者名簿の全員を採用した!
 ところが9・25判決では、「JR東日本は、国鉄とは別個の独立した法人であり、・・・労働者を雇用するにあたり、いかなる者を雇い入れるか、いかなる条件で雇うかについて、自由に決定することができる以上、採用候補者名簿に登載されることが、直ちにJR東日本に採用されることを意味するものではない」と言って、解雇撤回・JR復帰を認めないとしたのです。
 しかし、採用候補者名簿に登載された人間は、全てJRに採用されました。動労千葉組合員を外すことを目的としてつくられた不採用基準がなければ、動労千葉組合員は全員、採用候補者名簿に登載され、その結果、JRに採用されていたはずなのです。

■JRこそ不当労働行為の当事者だ!
 この点を突っ込まれることを恐れた東京高裁・難波裁判長は、9・25判決で以下の主張を行いましたが、完全に破綻しています。
 「JR各社は、採用候補者名簿に記載された国鉄職員を全員採用したがこれは国鉄において、採用基準に照らして採用することが不相当であると判断する職員を採用候補者名簿に記載しないとする方針の下に採用候補者名簿を作成していたことを前提としたからであり、その前提が変われば、JR各社が採用候補者名簿記載の者全員を採用したか否かは明らかではない
 ここでは、JR各社が誰を採用するか否かを判断する主体となっています。もしJRが、動労千葉組合員を採用しないという判断をした場合、今度はJRが不採用基準を作成する当事者、すなわちJRが不当労働行為を行う当事者そのものとなるのです。従って、「JR各社が採用候補者名簿記載の者全員を採用したか否かは明らかではない」と言っても、採用しなければJRによる不当労働行為となり、この場合も、現状回復=解雇撤回・JR復帰とされなければならないのです
 そもそも、「国鉄とJRは別法人」「JR東日本には採用の自由がある」ということ自体が大ペテンです。
 列車・駅・線路・労働者など全てが、国鉄からそのままJRに移っているのは誰が見ても明らかです。1987年4月1日午前0時に国鉄からJRに移行した瞬間も、同じ鉄道労働者がハンドルを握って運転していたのです。
 また、動労千葉は東京高裁に対して、JR設立委員会委員長・斎藤英四郎が国鉄職員局次長・葛西敬之(現JR東海会長)に対して、動労千葉組合員を外すための不採用基準を作成するように指示していた新証拠を提出しています。国鉄による不当労働行為どころか、国鉄とJRが一体となった不当労働行為だったのです。
 しかも判決文には、JRが採用候補者名簿に記載された国鉄職員を全員採用したのは、国鉄当局が不採用基準をもって採用候補者名簿を作成したことが前提となっています。これは、国鉄当局による動労千葉組合員を排除する不当労働行為をJRが事前に知っていたことを示すものであり、JRと国鉄当局が一体で動労千葉組合員を排除する不当労働行為を行った動かぬ証拠です

■「採用された可能性は相当程度あった
 9・25判決では「不記載行為がなければJRに採用されたはずであるとまでは認められないものの、事実関係によれば採用された可能性は相当程度あった」と言って、国鉄を継承している鉄道運輸機構に対し、慰謝料500万円を動労千葉組合員に支払うように命じました。
 動労千葉組合員が採用された可能性は相当程度あった!東京高裁もここまで認めざるを得ませんでした。
 動労千葉を先頭にした労働者人民の闘いが東京高裁をここまで追い詰めました。解雇撤回・JR復帰まであと一歩です。内容的にはほとんど勝利しています。
 最高裁判所を包囲する「解雇撤回・JR復帰」を求める大きな声が必要です。東京高裁に提出した倍の署名を最高裁に叩きつけること、動労千葉などが呼びかける11・3全国労働者総決起集会に1万人を超える労働者が結集して解雇撤回・JR復帰の声をあげることが大きな力となります。職場・家族・友人などに呼びかけて解雇撤回・JR復帰署名を集め、職場から闘う労働組合をつくりだし、11・3全国労働者総決起集会に集まろう!

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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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