闘う労働運動を職場からつくりだそう!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10・13反原発行動での大江健三郎さんの発言

作家 大江健三郎さん

 私が3・11から2年半、ずっと考えていたことは、福島原発事故がもたらした自然と人間への汚染は、もっとも根本的な問題であり、本質的な問題であるということです。そしてもう一つは、いろんな市民の方々が反原発の集会や運動に非常に熱心に取り組んでおられて、そういう人たちの話を聞きたい、一緒になりたいという気持ちをずっと持っていました。
 3・11以後、非常に多くの日本人が、これは本質的な問題だと、これから生きていく上で一番根本的な問題だということを自覚したと思います。
 本質的な問題であり、しかも現実の問題である。われわれの現在の命はもとより、将来生きていく人びと、子どもたちに生きていく場所を保つという具体的な問題として今、現にあります。絶対に譲ることはできません。この半年から1年の間に譲ってしまったら、もう原発再稼働の勢いを押し返すことはできなくなる。原発再稼働を確実に押し返し続けなければなりません。
 ミラン・クンデラというチェコ生まれの作家がいまして、彼は3・11の前にこう言っています。現在われわれは、この世界が次の世代にとって生きていけない場所になってしまうようなことを始めてしまった。それが原子力であり、放射能によって人間が、環境が、地球が汚染されるということなんだ。それは人間がやってはいけない一番本質的なことなんだと、クンデラは言っています。
 今も多くの人びとが避難しておられる。しかもあの大事故を起こした放射能の燃料が、福島の地面の下に潜ったままどういう状態にあるのかさえわかっていない。私たちはこういう危機にいる。私たちはヒロシマを経験し、その後五十数個の原発を造った。そしてこういう大事故を起こしてしまった。
 私たちは、将来の子どもたちが生きていける世界を取り返す、それを達成するために一生懸命つとめなければならない。私は、本質的かつ具体的な問題としてそのことを考えています。そういう人間として、みなさんの活動の端に加えていただきました。みなさんのご健闘を祈ります。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
[Font & Icon]
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

dcnarashino

Author:dcnarashino

連絡先
意見、質問、賛同、批判、内部告発、連絡を取りたい方などのメールをお待ちしています。 dcnarashino@yahoo.co.jp
最新記事
月別アーカイブ
お知らせ
カテゴリ
リンク
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスカウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。