闘う労働運動を職場からつくりだそう!

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3・11反原発福島行動14の呼びかけ

 「ボクは被ばく者ですか?」――誰を責めるでもないこの問いを、保養先でつぶやく高校生。「3・11アナタはどこにいましたか?」――「適齢期」に、この残酷な問いを浴びるであろうことをおそれる女の子たち。甲状腺がんの宣告を受け、不安をつのらせる59人(※)の子どもたち。同じ思いの子どもの数が増え続けるであろうことが疑うべくもない、過酷な、福島の子どもたちの現実。(※11/12県民健康管理調査検討委員会発表)
 何がオリンピックか。ふるさとを、家族を、こころを分断され続け、苦悩する仮設暮らしの人々を棄てるのか。福島県民を、棄てるのか。
 「原子力ムラ」というひとにぎりの利益共同体がつくった原発。爆発したら今度は「除染ムラ」に表札を変え、まやかしの除染でまた金儲(もう)けを企(たくら)んでいる。すでに棄てられた人々は、御用学者たちに「安全」と偽られ、「復興」の名のもとに帰村をせかされる。何もなかったことにするために。それは、原発を再稼働するため。原発を輸出するため。
 だが、今も毎時、原子炉からは1000万ベクレルの放射能が漏れているのだ。作業員に信じられない量の被ばくをさせて。溢(あふ)れる汚染水もまた国境を越え、かってに「輸出」されているのだ。「アンダーコントロール」というコトバの空々しさとは裏腹に、確実にいのちへの侵食を広げながら。
 「もうだまされない」「労働者が物言わない存在にさせられた結果、原発が作られ爆発したんだ」。この夏、非正規雇用の青年をはじめとする、あらゆる層の市民、労働者、生産者の思いとともに70万近い票を集め、山本太郎参議院議員が誕生した。時代が動き始めた。この社会を変えたいという意志、変えるという覚悟が、未来を拓(ひら)いた。
 国会では、福島をなきものにするオリンピックの浮かれ騒ぎ。すべての政党・会派が翼賛勢力になりさがる中、山本議員は、たった一人反対をつらぬき、再び街頭に立つ。原発と戦争を止めるため、「秘密保護法反対」を訴えて。まるで戦前だ。違うのは、そこに若者が、「もう一人にさせない」と続いていること。
 非正規雇用の物言わぬ労働者の象徴が原発労働者だ。彼らに、労働組合に守られたストライキ権があれば、世の中は一発で変わるだろう。帰村運動のために真っ先に被ばく労働を強いられる自治体職員や教員らの労働組合がストライキを打てる力があれば、もう一歩事態は動くだろう。
 帰村の象徴としてあるJR常磐線の延伸。そこに向けて、被ばく列車の車両整備が労働者に強制された。負けずに、水戸や郡山のJRの労働組合は、ストライキを取り組み、防護服を要求して闘った。世界の労働運動史上初めて内部被ばくをテーマにすえた闘いだ。被ばくの事実を隠ぺいし、「闇」に葬るための「人体実験」を許すなと、母親や医師が立ち上がり、全国・全世界からの支援がそれを支えぬく。
 怒りよりも絶望が、闘いよりもあきらめがまさりそうな3年目のフクシマ。だが、展望も闘いのよりどころも着実にかたちづくられている。
 3・11は全国、全世界の反原発の日。鎮魂と闘いの日。福島に立って、未来に向かって社会を変えて行こうと、その思いをひとつにする日だ。2014年の3・11は、あらためて東電と政府の責任を曖昧(あいまい)にせず、すべての福島の怒りを結集する闘いの日にしたい。子どもたちの怒り、学生の怒り、親たちの怒り、「仮設」の怒り、農民の怒り、漁民の怒り、そしてすべての労働者の怒りを結集しよう!
 原発も放射能もいらない! 福島の切り捨てを許さない! 安倍政権を倒そう! 自分たちの手で核も原発もない社会をつくろう! 怒りのデモをたたきつけよう!

集会要項
3月11日(火)午後2時
福島県郡山市総合体育館(集会後デモ)
【呼びかけ人】
市川潤子(ふくしま合同労組委員長・福島市)、大内孝(農業・福島市)、川俣辰彦(いわき合同ユニオン委員長・いわき市)、斎藤栄一(和牛繁殖農家・いわき市)、坂元太平(本宮市)、佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授・福島市)、佐藤幸子(川俣町)、椎名千恵子(福島市)、島明美(伊達市)、鈴木光一郎(全国農民会議共同代表/酪農家・本宮市)、根本敏子(沖縄米軍基地一坪反戦地主・二本松市)、橋本光一(国労郡山工場支部・郡山市)、長谷川健一(飯舘村前田区長・酪農家)、藤井精二(郡山市)、藤井千賀子(郡山市)、布施幸彦(ふくしま共同診療所医師・福島市)、門馬高弘(動労水戸平支部委員長・いわき市)、吉沢正巳(希望の牧場・浪江町)、渡辺馨(福島診療所建設委員会事務局長・伊達市)12月1日現在
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プロフィール
動労千葉を支援する会・習志野  国鉄分割・民営化で解雇された動労千葉組合員の解雇撤回をかちとるために、2010年9月、千葉県習志野市で働く公務員労働者を中心に結成。①動労千葉争議団を支援するための物資販売、②宮城や福島などの被災地支援、③職場で労働者が胸を張って働けるように闘っています。          職場新聞『風雲』を発行。

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